子どもが3歳になってワーママライフにゆとりが生まれてきた
子どもが3歳4ヶ月になり、ワーママ生活も3年を過ぎてようやく、『子育てをしながら働く』ということに慣れて来た気がします。
3年前のいまごろは、はじめての保育園で慣らし保育真っ最中。
出産2週間前に雇用して頂いた企業に職場復帰して、
新しいマーケット、仕事、職場環境に不安もあり、授乳中でもあり・・・
という生活に比べると、
子どもが自分でフォークとか持ってご飯を食べてくれるだけで、パラダイスですね!
魔の3歳児とかイヤイヤ期とかもよく聞くけれど、
トイレトレーニングが始まりウ●コ付きのパンツとかも持ち帰りになる日もあるけど、
私は3歳のほうが圧倒的にラクだ。
・日本語が通じる
・眠いとかお腹すいたとかでギャン泣きしない
・ごはんを自分で食べてくれる
・ひとりでも遊べる
・(たまに失敗するけど)トイレ行きたいときは自分から言ってくる
・パジャマも自分で着られる
・夜中に起きること皆無(子どもによるかも)
・身体も丈夫になって感染病も減った
3歳になれば、自分でできることがどんどん増えてきてるし、体力もついてきて、「いつ泣くかわからない」「いつ保育園から呼び出されるか・・・」といった、言葉では説明できない緊張状態から、解き放たれるものなんだなぁ。
でも、一番は、この子の個性をようやく把握できてきたから、ゆとりが生まれたんだと思う。
3年間。
振り返れば、『観察』をして来たような感覚。
そして、驚きの連続・・・。
いまも、「えっ、こんなことで泣いちゃうの?」「そ、そんなに面白い!?」などとビックリさせられることはあるんだけど、
3年しっかり子どもを見つめれば、
意外と気を遣って自分の要求を取り下げているときや、
(ご飯の準備をしてるときは遊んでほしくても黙って待ってるとか)
平静を装っているように見えるけど相手の反応を伺っているとき、
(おもらししちゃったときや、怒られた直後など)
遊びに集中して試行錯誤中で、まだ邪魔されたくないときなど、
(ブロックや積み木で形を作っているときとか)
本当にいろんな個性が見えて来た。
そういうのが把握できると、子どもを少し引いた目で見られるというか。
「この子はどういうふうに成長したいのかな?」「日々何を感じ取っているのかな?」と、ゆとりを持って見守れるようになった。
個性と向き合い始めたんだなあって実感できたから、母としても心にゆとりを持てたのかもしれない。
赤ちゃん時代は、全く未知の生物だった。
だからあんなに、緊張しっぱなしで、必死に感じ取ろうとしていたのかもしれないな。
我が子の個性を感じ取るのに、3年かかった(笑)。
(まだまだ、だけど。)
時短勤務のワーママが働きづらさを感じるとき
上司がワーママから男性に変わりました。
それだけで?全然働きやすさが違う気がするので、働きづらいな~と感じていることを忘れないうちに書いておく。
・会議が退勤時間になっても終わらない
・→誰も、終えようとしない
・→困っているのに気づいていても、見て見ぬフリ
・退勤時間以後の打合せで決まる物事が多い
・→全く話についていけない
・→そもそもその会議に”呼ばれない”時点で戦力外通告のように感じる
・→共有のシステムがないので、事後のキャッチアップができるときとできないときがある。(ご好意によって共有されている感満載)
・退勤時間が遅くなることで子どものお迎え時間が遅れる
・保育園に電話しなきゃいけない
・電車の乗り換えも急ぎ足、で、疲れる
・ちょっとした買い物や通院は諦めざるをえない
・そうしないと、子どもの生活リズムが乱れるから
・夕飯を作って食べさせる時間が遅れるので焦る
・お風呂に入れる時間が遅れるので焦る
・少々遅れても焦らず気にしないのが一番、とか言われようものなら、それがズルズル続くと毎日子どもの就寝が22時を超えるとかゆう恐ろしい事態に陥るんですけど。
・時間にゆとりを持ちたいから転職したのだが、退勤時間が遅くなると本末転倒
・いろんな情報が、結局は在勤時間が長い人のところに集まりがち
・明らかに自分の経験を活かせそうな仕事でも、他の人にまわってしまう
・→あっこれがマミートラックってやつだ!笑
・ランチの時間も惜しんで仕事をせざるをえないとき、社内のポジションを確立しにくい
・飲み会とか行けない
・→にも関わらず、目の前で「今日飲み行こう」的な話をされる
・→笑うしかできない
・自分の時間とか、無い
なんじゃ、こりゃ。
これ、幸せなんだっけ??wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww草生えすぎるわ笑
3回目の子連れ転職は、「ここしかない!」と運命を感じたものだった(はずなんだ)けど、
どうしてこうなってるかなー笑
自分にも反省すべき点は多分にあるにせよ、
「制約を抱えて働く人への配慮」と
「全員の良さを活かそうという意識」がいまの組織に不足しているのは事実。
それに、一番大きな課題は、
「この仕事を通じて何を実現したい」
「世の中にどういう価値を提供したい」
という、WILLがないことなんじゃないかと思う。
自分でもそれを信念として発信できていないから、
ちょっと頭の整理をして、自分でまず軸を立てて、
その幹に枝葉をつけていけるような働きかけをチームのなかでしていこうと思う。
けど、ある意味”戦力外”扱いの時短勤務ワーママに、どこまでそれができるのかな。
やるだけやって、マジ無理ってなったら、
今度こそ起業を考えたいと思います。ハイ。
それも視野に入れて、自分なりの価値基準を明確にしなければいけないと思う。
ワンオペ育児中の時短ワーママが正社員で転職するって難しい
子育てしながらフルタイムで働くのは、
近くに親がいるとか
夫の帰りが毎日早いとか主夫であるとか
潤沢にお金があってシッターさんを毎日手配できるなど
強力なサポーターに恵まれてなければ、
なかなか難しいのが現実じゃないかな。
我が家は夫婦揃って地方出身。
夫は昨年転職後、ブラック企業並みの忙しさ。
毎日シッターさんを雇うというのも現実的じゃなく。
(お金の問題もさることながら、子育てのOS自体を別途考えたいとも思う。)
子どもが0歳4ヶ月のときから働いていて
妊娠中も含めて3年間で3回転職もしたけど、
ずっと時短で働いてます。
子どもが0歳のときは、
組織の状況や業務進捗によって、前後の在勤時間を伸ばしたり、自宅持ち帰りで仕事をすることも日常茶飯事だったけど、
契約上は11時~16時の時短勤務。
子どもが1歳のときに転職して、
契約上は10時~16時の時短勤務。
ただ、担当業務が増えて効率を上げるだけじゃ追いつかないなか、
16時退勤は全くできなくなり、
17時をまわることも増えて、
毎日駆け足でお迎えに行っても、「お迎え時間に間に合いません」と保育園に電話をすることが多くなってきて、
生活環境を変えたくて、
子どもが2歳のときに再度転職。
で、現職。
契約上は10時~16時の時短勤務。
16時きっかりに退勤できる日は少ないけど、
通勤時間が半分くらいになったり、
この仕事が純粋に価値あると感じるから、まあ、いまのところ続けたいと思っているけど。
(未来は分からないものだけど笑)
思えば、現職への転職が、初めて「求人メディア」を使った転職活動でした。
これまではずっと知り合いのツテで転職してたので。
いわゆるリファーラルだと、融通がききやすいのが一番嬉しいかも。
特に、ワンオペ育児で四苦八苦している、夫以外のサポーターもいない、時短ワーママにとっては、「諸事情話せて、融通きかせてもらえる」っていうのは、ありがたいですよね。
でも、それも数限りあるものだし、
知り合いなだけに、変に頑張らなきゃいけないときもあるしね。
しがらみも。
一長一短。
で、現職への転職活動のときに、初めて、
「ワンオペ育児中の時短ワーママ」を受け入れてくれる企業の少なさに愕然とした。
求人メディアに出てる案件のほとんどが、
女性歓迎、時短勤務OKとなっていても、
業務内容がこれまでの経験を活かせるものじゃなかったり、
正社員じゃなかったり。
紹介案件でも、勤務形態に融通がきく募集は
正社員ではなく、業務委託だったり。
業務委託よりも正社員のほうが絶対いい!
って決めるのは偏見的な気もするけど、
少なくとも平均的な報酬額は、正社員のほうが高めだったという実感です。
いろいろ調べるなかで感じたのは、
「長時間、在勤して、いつでもなんでも打ち返せる人」が重宝されて、
「長時間コミットできない、決まった時間しかいない人」は、
全く歓迎されていないってこと。
逆の立場だったら、すごく理解できる。
時短ワーママ当事者としても、そうだよねって思う。
でも、もっと任せてくれても大丈夫なんだけどな、とも思う。
時短ワーママ側も、
「これ、ここまで、できます」
「いつなら、できます」
「やります」
って言うべきだけど、
雇用する側も、
時短ワーママを怖がらずに(?)
あるいは、面倒くさがらずに(!)
「これが終わるまでは踏ん張ってほしい」
「いつまでにやれるなら、任せたい」
って、言えばいいのにって思う。
パワハラだとか言われるのが怖くて何も言えないのなら、
普段からのコミュニケーションに問題があるんだと思うし。
でも、時間に融通がきかない時短ワーママをあえて雇うより、
何にも制約なく働けて、いつでもなんでもやってもらえる人の方がいい、
そう思うのって当然でしょ。
的な、世の中の空気が、嫌だ。
その人のことを何も見てない感じが、悲しい。
時短でワンオペ育児で、働いてるワーママって、
それだけで人として鍛えられる部分がたくさんある。
かつ、それなりな仕事の経験も積んできて、知見もある。
ただ、
「毎日●時~●時は、子どもという別プロジェクトが入ってるので稼働できないんですけど、それ以外は対応可能です。」
って状況なだけで。
まあ、時短ワーママにもいろいろいるし、
在勤時間だけで評価された方がラクだって人もたくさんいるから、
一概に語れないところだけど。
だから、時短ワーママにどんなカテゴリ、働き方を望む人がいるのか、
もっと体系的に整理できればいいのになって思います。
現状、時短ワーママが正社員で転職するのは
かなり狭き門だってことなんですけど、
柔軟な働き方を認めてワーママを積極採用・活用しようとしてる企業は増えているし、
「希望条件、優先順位を明確にして、探し続けよう」
これしか、ないのかなあー。
何の解決にもなってない気がしてきた・・・・。
子どもの自己効力感について
3回目の子連れ転職後、ようやく1ヶ月が過ぎ・・・
転職にまつわるエピソードは別途書こうと思っていますが
結論からいうと大正解!動いてよかった!!
働くって楽しい〜育児も楽しい〜〜!
で、今日は、「子どもの自己効力感」について
ふと思ったことを書きます。
そもそも、子どもって「お母さんを幸せにしたい」って
強い気持ちを抱いて生まれてくるんですって。
学術的な理論の引用とかではなくて恐縮なのですが
子育て系の何かの記事を読んでいたときに
触れたフレーズでインスパイヤーされました。
以来、そういう風に息子を見て接しています。
「この子は私を幸せにするために生まれてきたんだな」と。
そうすると、息子の行動心理を
それまでとは別の視点で見られるようになりました。
例えば私に怒られた息子、
「怒らないでよ〜」と眉をしかめながら
言う事を聞きますね。
怒られて怖いんだろうと思ってました。以前は。
自分が悪かったからって思ってるかは謎。(笑)
でも、「僕が幸せにしたいお母さんが困っているようだ」
という心理が働いて、彼が行動を変えているのだとしたら…
とてもけなげです。泣けてきます。
実際、そうかもしれなくて、
私はある時から、
「怒ってる?」と息子に聞かれたとき、
「困ってるよ」と答えるようになりました。
そうすると、何とか役に立とうと、
荷物を持とうとしてくれたり、
指示通りに急いで動いたり、
彼の行動が変わって来たことに気付きました。
怒ってるだけのときは、
彼も意地を張って反発しとても非協力的でしたが。
それで、自己効力感についての考察なのですが、
「幼児期に、自分は親を幸せにしてあげられている、と
実感を持てた子どもは、自己効力感を得られる」
というのが私の今の仮説です。
自己効力感とは、
「自分はできる」「自分は大丈夫」と
自分で自身を肯定できる力のことで、
ビジネス社会に出てから非常に大切な力となります。
どんな状況でも、人から何と言われようと、失敗しても、
「大丈夫、なんとかできる、さあどうしよう」と
前を向いて一歩を踏み出すパワーの源となります。
それを育むのは、
何かにぶつかって自分で努力してそれを乗り越えた経験であると
言われていますが、
それ以前に、自分で自分の存在を良いものであると認められた実感が無ければ
そもそも努力しようとか思わないんじゃないかな。
自分では何もできない赤ちゃん時代に
ちゃんと手厚くお世話されること、
泣けば救いの手を差し伸べてもらえること、
抱っこと言えばすぐに腕の中に抱きかかえてもらえること、
欲しいだけおっぱいやミルクをもらえること、
そんな、存在が受け入れられた体験を経て、
自分でいろいろやってみたい幼児時代に
自分が何かをしたことで、誰かを幸せにできた、
自分の存在が人の役に立てた、
特に、一番身近な存在である親や家族に対して
自分の行動で幸せをもたらすことができた、という
「成功体験」が、自己効力感の”おおもと”をつくるのではないでしょうか。
役に立とうとしても、
たいていは不慣れで不器用で力も足りず
うまくいかないことがほとんの幼児。
でも、
「幼児も親を幸せにしたいと願って生きている」
それをちょっと心に留めて彼等の言動を見てみたら
けなげで愛おしいもの。
自分のことを好きだと言える大人に育ちますように。
ワーママライフ、1ヶ月間のお休みで気付いたこと3つ
8月末で、退職しました。
仕事から開放されて、1ヶ月間も過ごせるなんて、いつ以来〜?
もー、最高でした!
何がいいって、子どもとゆとりを持って接することができたこと。
仕事要因での時間やタスクに追われないで子育てできるって
こんなに幸せなのか!と、目から鱗が落ちまくり(笑)。
とはいえ、9時に子どもを保育園へ送ったあと、
溜まりにたまった我が家の垢を落とすべく大掃除にいそしみ、
写真や音楽などデータの整理にまで手を出すと、
全っっく、時間、足りないですね。
通常の家事すら滞ったりして(苦笑)。
家事は、暮らしを豊かにするためのもの。
出勤する代わりに大掃除してるだけじゃないかっ!と
イライラしたりしながらも、大きな発見がありました。
それは、家事は、単なる「タスク」じゃなくて、
家族が笑顔で生活できるよう
暮らしを豊かにするものなんだってこと。
やらなきゃ、やらなきゃ、
って追われて暮らしていたときには
気がつかなかったな。
この家事が家族を支えているんだっていう大切さ。
仕事とは別の意味で、大切なことなんだなって気がついたので、
来月、また働き始めてからも
暮らしを豊かにするためにっていう意識で、家事に取り組もうと思いました。
子どもは、話せば、わかる。
それから、もうひとつ気がついた、
子どもと向き合う時間の大切さ。
改まって、話し込むようなことではなくて。
(まだ2歳だから、そんなに話し合いにもならないし。)
子どもが、こうしたい、ああしたい、っていうことを
その瞬間を逃さずに拾って
まずは「そうなんだね」って受け止めてあげることや、
子どもが、「これ面白いね!」って振り向いたとき
ちゃんとアイコンタクトできるよう
見守っていてあげること。
それから、
物事を筋道立てて説明してあげること。
ダメなものはダメ。
ダメな理由があるから、ダメ。
よいことはよい。
それができると、どう良いか再確認するために。
1回の説明では理解できなくても、
10回、20回と伝え続ければ、子どもは必ず受け入れてくれる。
そう信じて、怒らないで、教えてあげること。
働きながら子どもと接していると、
ついつい
「言う事を聞きなさい!」
というアプローチになってしまいそうになるけど、
相手は、子ども。
物事の道理が分かっていなかったり、
どれくらい深刻だったり大事だったりするのかの判断ができなかったり、
受け入れ難かったり、
頑張って気持ちを整理しようとして葛藤していたり、
いろんな場面がある。
怒って言う事を聞かせるのではなく、
理解して応用できるよう、導いてあげたいなあ、と
痛感した1ヶ月でした。
「笑ってよ〜」と息子のお願い
そして私がイライラして怒ろうとすると、2歳の息子が
「笑ってよ〜」
「怒らないでよ〜」
「さっきまで笑ってたのに・・・」と。
自分が笑顔でいることが、こんなに求められているとは!
ちょっと嬉しくなりました。(笑)
全て、自分が笑顔で過ごせるために。
この3つを意識しながらお仕事をすると、
ややストレスが軽減されそうな気がしています。
仕事から開放されることで、
「ワーママとしての気の持ちよう」のコツを掴めたような気がしています。
それから、とても励まされたスピーチをひとつシェア。
facebookのシェリル・サンドバーグさんの2010年のスピーチです。
当時、彼女は2歳と5歳の子どもの母親であり、facebookのCOOでした。
どんな風にキャリアを考え、開発し、子育てと向き合っているのか
いまの私にも示唆に富む内容です。
https://www.ted.com/talks/sheryl_sandberg_why_we_have_too_few_women_leaders?language=ja
子育て中だからこそ、自然体で働きたい。
丁寧に生きたい。
なので、転職します。
夫の転職とワーママのストレス
ここ数週間、更新できなかったのには