ふりふり子連れ転職memo~ワーママのキャリアと子育て~

ワーママは転職に不利と言われますが2013年12月生まれの男の子を育てながらすでに転職3回。同時に国家資格キャリアコンサルタントやウェブマーケティング検定など資格も取得し、現在はwebメディアの編集者・ライターとして活動中。働くお母さんの気持ちが少しでもラクなるような読み物を作れたらいいなと思っています。よろしくお願いします。

「時短=給料が下がる」に対するストレスマネジメント(2)

(前回)のコラムで、

ミッショングレード制度が導入されたにも関わらず、

時短だというだけで給与減額されるという制度を

初めて知ったわたくし・・・。

 

新事実発覚から10日あまり経過したものの

全然納得できる兆しが無い!

 

見ないように、気にしないようにしてみても

毎日、うっすら嫌な気持ち。。。

 

上司から、システム課のメンバーのモチベーションアップなどを目的として

ペッパーくんを導入しようか、なんて夢のある話を聞いても

そんなコストかけるなら人件費の見直しをぜひ。と思ってしまう、

自分でも飽きれるくらいのネガティブさ。(苦笑)

 

(あ、ペッパーくんって、あれですよ、

人工知能を搭載した白いロボットのあの子。)

 

周りのワーママに、聞いてみた。

 

育児期間中に時短勤務になると、お給料が下がるのが一般的なのか。

 

そのことについて、まず自分の知識が浅すぎると思ったので、

周りのワーママに、ヒアリングをしてみました。

 

育休復職後、時短勤務を選択したことで、

まず業務が変わるパターン。

軽い業務に回されてキャリア開発も望めないまま、お給料は新卒社員と同レベル、もしくはそれ以下、といったマミートラックに陥る状態。

 

ネット記事では、よくあるケースとして扱われているようでしたが

私の周りにはあまり居ませんでした。

 

参考になったのは、

業務・スキルレベルと実績に応じて報酬額を決める

いわゆる「役割等級制度」で査定を受ける会社に勤務するワーママさん。

 

この方の場合は、時短勤務になった時点で、

役割等級を下げ、限られた時間で求められる成果を出すものの、

等級が下がった分、以前の給与よりも額面は下がっているとのこと。

 

この方の同僚では、時短のワーママさんながら、

役割等級は下げずに管理職を継続されている方もいらっしゃるとか。

自分のキャリアを選べるんですね。

 

並行して、在宅勤務制度も導入されており、

職種(業務内容)にはよるけれど、働きやすい環境も整いつつあるみたい。

 

やっぱり、そうだよねえーーーー。(怒)

 

役割に見合った額は保証する。時短だろうが何だろうが。

 

ストレッサーを分解してみる。

 

時短のワーママさんたちのリアルな事例を知る事って

大事だと思いました。

 

いい意味で比較することで、自分の考えを整理できるから。

客観視できるというか。

 

で、自分のストレッサー(ストレス要因)を

細分化して把握してみると、、、

 

一番大きいのは、これ。

ミッショングレード制度にも関わらず、時短だというだけで給与が減額されるという、人事評価制度そのものに対する違和感。

 

次に失望感を冗長しているのが、これ。

直属の上司がこの違和感について無視を決め込んでいること。自分に言われても困る、と思っている(言っちゃう)こと。

 

次に閉塞感につながっているのが、これ。

与えられたミッションをなんとか達成したいという意欲も良心もかろうじて残ってるけど・・・

在宅制度が合わせて導入されたものの、勤務時間8時間以上の者しか適用されないこと。

どんなに業務効率を上げても、業務量が前期よりも増えているので、働ける時間を確保しない限り、無理。

達成したいからといって、家で子どもが寝てる朝晩にサービス残業するのは、気力も体力も持たない。

 

大きくはこの3つ。

 

総合的に振り返ると、

達成できないミッションを負い、

かつ相対的に年俸が下がり、改善される見込みも無い。

 

えっ、えっ、子連れ転職、再来?

 

やっぱり!?

 

ふー、これはきついからなー、

もう少し先送りにしたい。(笑)

 

職務ストレッサーについて理解を深めた。

 

某転職サイトのコピーみたいな

「ちくしょう、転職だ!」的なノリは置いておいて。

 

キャリアコンサルティングの観点で、

自分の「職務ストレッサー」、

つまり職場におけるストレス要因について考察してみました。

 

ちょっと冷静になるべし。

 

「職務ストレッサー」には、

6つのタイプがあると言われています。

 

①職務に内在する要因(仕事の量と質)

 

②組織内の役割

 

③職場での人間関係

 

④キャリア発達

 

⑤組織構造、組織風土

 

⑥仕事外要因

 

そして、ストレッサーが多岐に渡るほど、

ストレスマネジメントの難易度が

一般的には上がります。

 

ワタクシの場合、どれに該当したのか?

それは次回のお楽しみに・・・。

(長くなっちゃったんで、すみません。)

 

 

話は変わるけど、先日大手外資IT企業様へ取材に伺いました。

 

取材させて頂いたお一人は、

研究所で最先端技術の開発をされている技術者の方。

グローバル経験も豊富で視野が広く素敵な方でした。

 

もうお一人は、サポート寄りの技術職で、ワーママの方。

顧客への貢献のみならず、組織やチーム貢献を非常に意識されている素晴らしい方。

 

おふたりのお話を伺いながら、

企業としてのダイバシティの考え方や、制度、風土など

本当に素晴らしいと思いました。

 

・・・正直、羨ましかった〜。

社風ってホントに大事。

 

でもその分、成果主義も徹底されているので

ハードな職場環境であることは間違いないんだけど。

 

人事評価制度をはじめ、自分に合う風土・文化の職場を選ぶ

というのは、

ワーママには特に、ものすごく大事なことかもしれません。

 

どんな仕事環境も悩みやストレスはつきもので、

ぐちぐち言い続けるのも、胸に秘めるのも、同じくらい疲れるんで、

 

「それをどう捉えるか」

「そこから何を学び、つかみ取るか」

にも目を向けられたら、ある意味、勝ちかなあと。

 

では、次回は、(こそ、)

「職務ストレッサー」について触れていきます。

 

 

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