ふりふり子連れ転職memo~ワーママのキャリアと子育て~

ワーママは転職に不利と言われますが2013年12月生まれの男の子を育てながらすでに転職3回。同時に国家資格キャリアコンサルタントやウェブマーケティング検定など資格も取得し、現在はwebメディアの編集者・ライターとして活動中。働くお母さんの気持ちが少しでもラクなるような読み物を作れたらいいなと思っています。よろしくお願いします。

ワーママ&2歳児、ふたり生活の経験から分かったこと

今年の梅雨は、つらいですね。

暑い…。30℃って…。
 
そんななか、わたくし初めて、
 
子どもとふたりっきりの生活
 
を、体験しました。
 
魔の2歳児。
頼れる身内はみんな遠方。
土曜から次の日曜まで9日間…。
 
そして梅雨…!
雨のなか、「抱っこお〜」とか、
食材やオムツのお買い物とか、
仕事の前後にこなしつつ家事もぜんぶ!
 
と、とても緊張していたのですが、
意外と難なく乗り切れました。
 
 
 
まず、第一に工夫したのは、
子どもに協力を仰ぐこと!
 
お父ちゃん(うちではこう呼んでる)がいないけど、お母ちゃん頑張るからね、
協力よろしくね。と。
 
具体的には、
朝食後に洗濯物を干すとき、
いつもはお父さんが干してるので、その間、私は子どもと遊ぶようにしているけど、
「お父ちゃんが居ないから、お母ちゃんが干してくるからね、
その間、危ないことせずに待っててくれる?」
と、確認したときには、
静かにテレビ見て待っててくれました。
 
 
お風呂からあがるときには、
「今日はお父ちゃんが居ないから、もうお湯抜いちゃおうね。
栓をあけてお湯を抜いてくれる?」
と、一手間お手伝いしてもらったり。
 
お父ちゃんが居ない、
 
という状況に、いろいろひもづけて、
状況理解を促した感じ。
 
いつも気をつけてはいることだけど、
「なぜそう言っているのか」
を、理解してもらうことを、
いつもより大切に。
 
 
もう一つ心がけたのは、
とにかく、段取り!
 
子どもが寝てから残った家事しよーとかは、幻想。ムリすぎる。
朝から晩まで神経張り詰めているから、
寝かしつけると同時に落ちること必至。
 
なので、
子どもと遊びながら、
家事や翌日の準備をちょっとずつ進めて、
就寝時には完了してるように。
 
遊びの途中で一瞬席を立って食器を流したり、
遊びみたいな雰囲気で一緒に床拭きしてもらったり、
子どもがお風呂で遊んでる隙に洗濯機をセットしたり。
 
子どもと遊ぶ時間、というか、
子どもにとっては、親が向き合ってくれてる、平日では僅かの貴重な時間。
 
子どものことを常な意識して相手をしながら、声もかけながら、
家事も並走しました。
 
そんな風に過ごしてると、
普段は夫さんに頼って、できることもしてなかったのかなあ、
なんて気付きもありました。
 
昨日読んだ記事だけど、
男性は会社では効率的に成果を上げ続けることが求められて、
社会や家庭からは家事や育児も求められて、
ダブルスタンダードの中で疲弊している、という側面も。
 
イクメン期待を時には下げて、
こんな風にぜんぶひとりで、いえ、子どもとふたりで、
乗り切る日があってもいいな。
 
それから、ひとり親の大変さにも意識が向きました。
これがエンドレスに続いて、相談したり共有したりもできないって、
ほんとに過酷だ。
いつか、何かお手伝いできる活動をしたいなと、改めて思った。
 

「時短=給料が下がる」に対するストレスマネジメント(3)

(前回)の記事では、

時短勤務であるための減給と

役割等級制度とが

両立していないのでは?

という制度そのものに対するストレスと、

 

その事にたいする上長の対応、

在宅などフォロー体制の無さ、

に対するストレスと、

 

いくつかの要因があって、

多大なストレスを感じているということを書きました。

 

 

ストレスの要因を言葉にする。

 

ストレスの要因。ここでは

ストレッサーと呼ぶことにしますが、

 

これを乗り越えて、心地よい生活を取り戻すためには

ストレッサーをできるだけ言葉にして

具体的に認識することが大事。

 

そこで、私が行ったのは、

キャリアカウンセリングで用いられる

「職務ストレッサー」6つのタイプに

自分の感じるストレスを当てはめて整理してみること。

 

「職務ストレッサー」には、

6つのタイプがあると言われています。

 

①職務に内在する要因(仕事の量と質)

 

②組織内の役割

 

③職場での人間関係

 

④キャリア発達

 

⑤組織構造、組織風土

 

⑥仕事外要因

 

この6つのフレームに、

自分のケースを当てはめてみると・・・

 

 ①職務に内在する要因(仕事の量と質)

 

ハイ、大きく当てはまります。

これは、仕事そのものにかかるストレッサーですが、

入社時の「プロモーション担当」から

退職した方の業務を引き継ぐ形で、

「集計・モニタリング」

SEO

が増えていたり、

他にも今期から担当となった業務もあり、

退職した分の増員が無く、業務は増えている、という印象。

 

また、ウェブマーケティングという仕事柄、

わんさか新しい技術が出て来て、

ついていくの、タイヘンだなー

というのも、無くはないかな。

 

②組織内の役割

 

「役割曖昧性」とも呼ばれ、

おそらく日本企業では多い課題かと。

 

具体的には、

・仕事で裁量がない

・上司により求められる仕事が異なる

・仕事も目的が分からない

・価値観と合わない仕事をしている

などなど、、

 

私の場合は、

グループ会社横断での会議や報告、

そのための資料作成等、

「ミッション」とされていない業務への対応、

またその内容について価値観と全く合わない、

という点が、

非常に大きなストレッサーである模様。

 

③職場での人間関係

 

これは、あんまり無いかな。

 

みんな良い人たち。

 

ただ、実業務で誰かに相談するってことも

ほとんど無い。

 

本当は、したいんだよねーーー。

 

仕事がまわってるし、

目標も達成してる。

 

自分でどんどん新しい知見を身に付けて

自分で改善策を考えて、実行して。

 

ウェブマーケティングって、それが仕事だから

納得はしてるけど、

もっと現状共有したり、

一緒に改善作を検討したり、

できたらいいな、とは常々思っていて。

 

まあ、つまり、

「相談すること」を「諦めて」

こうなってる、

なんとか、まわしてるわけで・・・。

 

そういう意味では、よい人間関係と言えるのかは疑問だけど。

 

いまのところ、それはそれでいいやと思ってるので

ストレッサーとしてはカウントしません〜。

 

④キャリア発達

 

これね!

 

大きい。

 

①や②とも関連してくるけど、

今のこの仕事を

将来のキャリアにどう発展させられるか、

常に疑問だったりしてる。

 

とはいえ、

世の中的には重宝されそうなエリアだし、

嫌いじゃないので、

もっとスキルを磨きたいとは思うものの、

 

「どこに向かうために?」

っていうのは、拭えない疑問。

 

ウェブマーケティングとは言っても

いろんなエリアがあるから、

もうちょっと自分でも整理して、

どのエリアで伸びたいのか、

そのためにどういうスキルを拡張すべきか、

戦略を練る必要はあるなあ。

 

時短でお給料サガ〜ル

 

とは、直接的には関係ないけれど、

そういうストレスを抱えているときに、

実業務がキャリア開発に繋がってるって

自信を持って言えないと、

ストレスを増幅させる要因にはなり得るかも。

 

⑤組織構造、組織風土 

今回の件で、大きな発見だったのは、

現職企業の組織文化が、相容れないということ。

 

具体的には、

評価制度の公正さに疑問を持った

ということでしょうか。

 

明らかに、時短に不利な人事管理制度だけど、

そこはあまり重視してないよね。

ってことが、分かったから。

 

その他には、

「情報共有や意思決定の体制」なども

含まれますが、

これは、そもそも入社時からずっと感じているしなあ。。

 

⑥仕事外要因

 

これは、あんまり無いんですが、

 

家庭における心配事が

常に頭から離れなかったりする場合は、

これがストレッサーとなることも。

 

 

というわけで、6つのうち4つ以上が

ストレッサーとなっていることが

明確に把握できました〜。

 

 

改めて、ストレッサーを評価する。

いろいろ言葉にすると、

わんさか出て来るものだなあ。

 

まだ、言い足りないこと、あるし。(笑)

 

でも、

とはいえ、

じゃあ、すぐに転職なんてしてたら

すっごくタイヘンじゃないですか。

 

なので、

これをどう捉えるか。

改めて「評価」することが大事だと思うんです。

 

私の場合は、

「職場の人間関係」は、さほど大きなストレッサーではない、

と評価しました。

 

そこを突破口に、いまは

職場の同僚をこう捉えることで、

職場への批判的な気持ちを和らげています。

 

「ともに戦い、ともに稼ぐ、同志。」

 

大きなストレッサーである(苦笑)上長についても

こう捉えることで、かなりストレスを軽減できました。

 

 

彼なりに頑張ってるんだし、

この前は、私の発言の仕方もまずかったのかも。

今度この件を話すときは、

自分の味方になって欲しいということを

もっと分かりやすく伝えてみて、

実務レベルで折り合いをつけられないか、

探ってみよう。

 

とか、思えて来たりしてて。

 

いずれは、

社長にも相談してみよう。

(上長の上長は社長なんで。)

 

とか、思う日も出て来て。

 

何か、物事を違う角度から捉えられる

きっかけを掴むことで、

ストレッサーもまた、変化するものなんだな、と。

 

 

キャリアコンサルタントとしても知見を活かし、

 

せっかく与えられた職場と仕事なので

大事にはしつつ、

次のステップも着実に考えて行きたいなあ、と

 

良い塩梅にストレスマネジメントできてる・・・

 

と思いたい!(笑)

 

 

(余談)

 

とはいえ、転職活動はゆるく始めてまして(笑)

 

Warisコンサルタントの方にも

この件、相談してみたんです。

 

回答は、

日本社会では、まだまだよくある問題みたいで、

時短という理由だけでお給料が減額されるケース、

役割等級制だけれど、時短の方は自ら等級を下げるケース、

様々、とのこと。

 

一般的だから我慢しなきゃ

ってことではないけれど、

 

世の中的に、一般的にどうかを知る事も、

ストレスマネジメントの一つだと思いました。

 

それを知って、

それをどう評価するかは、人それぞれ。

 

そんな社会であるなら、

もう雇用されるのはゴメンだ!

って、起業される女性もたくさんいらっしゃって

すごく素敵なことだと思うし、

 

実業務で折り合いをつけて行く方、

フルで働く道を選ぶ方、

 

どの選択も、

何かしらのストレスは抱えながらの決断で、

 

でも、社会全体における自分の立場や

時代の流れがどう向かってるか、

 

所属する環境から少しズームアウトして

ストレッサーを再評価することで、

少し冷静になれるものなのかな、と思います。

帰宅後ワーママ、癒しのひと時(3)

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最近はややストレス値高め⁉︎ 
 
なので、癒しネタに一瞬戻って・・・と。(笑)
 
 

「植物を育てる」癒し

 
 
仕事に家事・育児と、常にタスク満載のワーママ。
 
「プロジェクト管理能力が上がった!」
 
「業務効率改善!!」
 
など、
ワーママなら少なからず誰もが感じている、
タスク満載生活ならでは、の「成長感」。
 
でも・・・
 
「次はあれやって、待ち時間にこれを進めて…」
 
「こうするためには、いつまでにあれを終わらせなきゃだな」
 
起きてる間ずっと、そう思案してるな
って、思うこと、ありませんか?
 
 
しかも、気付いたらほぼ毎日こんな風…⁉︎
 
そんなとき、おうちに鉢植えでも置いて、
帰宅したらお水をあげるって"タスク"を
あえて増やすのも、一案かも。
 
仕事や生活の「効率を上げる思考」から離れて、
 
ただ、目の前にある植物のお世話をする。
 
生き物の成長を静かに見守る。
 
子育ても、きっと本質は同じなのかな。。。
 
じょうろやホースから
お水をシャワシャワワー。。。
 
自然と、
優しい気持ちを取り戻させてくれる気がする。
 
いまは子どもも2歳。
一緒にお水やりをしてくれるようになって
 
たった5分や10分の時間だけど、
子どもと一緒に日常を積み重ねられる幸せも実感…!
 
スーッと穏やかな気持ちになりますよ。
 
たまーに、子どもからホースで水をかけられるのは
アトラクションとして、ご愛嬌。(笑)
 
我が家のいまの楽しみは、紫陽花の開花!
簡単に育てられるハーブもオススメです^^
 
 
(関連記事はこちら)
 
 
 

「時短=給料が下がる」に対するストレスマネジメント(2)

(前回)のコラムで、

ミッショングレード制度が導入されたにも関わらず、

時短だというだけで給与減額されるという制度を

初めて知ったわたくし・・・。

 

新事実発覚から10日あまり経過したものの

全然納得できる兆しが無い!

 

見ないように、気にしないようにしてみても

毎日、うっすら嫌な気持ち。。。

 

上司から、システム課のメンバーのモチベーションアップなどを目的として

ペッパーくんを導入しようか、なんて夢のある話を聞いても

そんなコストかけるなら人件費の見直しをぜひ。と思ってしまう、

自分でも飽きれるくらいのネガティブさ。(苦笑)

 

(あ、ペッパーくんって、あれですよ、

人工知能を搭載した白いロボットのあの子。)

 

周りのワーママに、聞いてみた。

 

育児期間中に時短勤務になると、お給料が下がるのが一般的なのか。

 

そのことについて、まず自分の知識が浅すぎると思ったので、

周りのワーママに、ヒアリングをしてみました。

 

育休復職後、時短勤務を選択したことで、

まず業務が変わるパターン。

軽い業務に回されてキャリア開発も望めないまま、お給料は新卒社員と同レベル、もしくはそれ以下、といったマミートラックに陥る状態。

 

ネット記事では、よくあるケースとして扱われているようでしたが

私の周りにはあまり居ませんでした。

 

参考になったのは、

業務・スキルレベルと実績に応じて報酬額を決める

いわゆる「役割等級制度」で査定を受ける会社に勤務するワーママさん。

 

この方の場合は、時短勤務になった時点で、

役割等級を下げ、限られた時間で求められる成果を出すものの、

等級が下がった分、以前の給与よりも額面は下がっているとのこと。

 

この方の同僚では、時短のワーママさんながら、

役割等級は下げずに管理職を継続されている方もいらっしゃるとか。

自分のキャリアを選べるんですね。

 

並行して、在宅勤務制度も導入されており、

職種(業務内容)にはよるけれど、働きやすい環境も整いつつあるみたい。

 

やっぱり、そうだよねえーーーー。(怒)

 

役割に見合った額は保証する。時短だろうが何だろうが。

 

ストレッサーを分解してみる。

 

時短のワーママさんたちのリアルな事例を知る事って

大事だと思いました。

 

いい意味で比較することで、自分の考えを整理できるから。

客観視できるというか。

 

で、自分のストレッサー(ストレス要因)を

細分化して把握してみると、、、

 

一番大きいのは、これ。

ミッショングレード制度にも関わらず、時短だというだけで給与が減額されるという、人事評価制度そのものに対する違和感。

 

次に失望感を冗長しているのが、これ。

直属の上司がこの違和感について無視を決め込んでいること。自分に言われても困る、と思っている(言っちゃう)こと。

 

次に閉塞感につながっているのが、これ。

与えられたミッションをなんとか達成したいという意欲も良心もかろうじて残ってるけど・・・

在宅制度が合わせて導入されたものの、勤務時間8時間以上の者しか適用されないこと。

どんなに業務効率を上げても、業務量が前期よりも増えているので、働ける時間を確保しない限り、無理。

達成したいからといって、家で子どもが寝てる朝晩にサービス残業するのは、気力も体力も持たない。

 

大きくはこの3つ。

 

総合的に振り返ると、

達成できないミッションを負い、

かつ相対的に年俸が下がり、改善される見込みも無い。

 

えっ、えっ、子連れ転職、再来?

 

やっぱり!?

 

ふー、これはきついからなー、

もう少し先送りにしたい。(笑)

 

職務ストレッサーについて理解を深めた。

 

某転職サイトのコピーみたいな

「ちくしょう、転職だ!」的なノリは置いておいて。

 

キャリアコンサルティングの観点で、

自分の「職務ストレッサー」、

つまり職場におけるストレス要因について考察してみました。

 

ちょっと冷静になるべし。

 

「職務ストレッサー」には、

6つのタイプがあると言われています。

 

①職務に内在する要因(仕事の量と質)

 

②組織内の役割

 

③職場での人間関係

 

④キャリア発達

 

⑤組織構造、組織風土

 

⑥仕事外要因

 

そして、ストレッサーが多岐に渡るほど、

ストレスマネジメントの難易度が

一般的には上がります。

 

ワタクシの場合、どれに該当したのか?

それは次回のお楽しみに・・・。

(長くなっちゃったんで、すみません。)

 

 

話は変わるけど、先日大手外資IT企業様へ取材に伺いました。

 

取材させて頂いたお一人は、

研究所で最先端技術の開発をされている技術者の方。

グローバル経験も豊富で視野が広く素敵な方でした。

 

もうお一人は、サポート寄りの技術職で、ワーママの方。

顧客への貢献のみならず、組織やチーム貢献を非常に意識されている素晴らしい方。

 

おふたりのお話を伺いながら、

企業としてのダイバシティの考え方や、制度、風土など

本当に素晴らしいと思いました。

 

・・・正直、羨ましかった〜。

社風ってホントに大事。

 

でもその分、成果主義も徹底されているので

ハードな職場環境であることは間違いないんだけど。

 

人事評価制度をはじめ、自分に合う風土・文化の職場を選ぶ

というのは、

ワーママには特に、ものすごく大事なことかもしれません。

 

どんな仕事環境も悩みやストレスはつきもので、

ぐちぐち言い続けるのも、胸に秘めるのも、同じくらい疲れるんで、

 

「それをどう捉えるか」

「そこから何を学び、つかみ取るか」

にも目を向けられたら、ある意味、勝ちかなあと。

 

では、次回は、(こそ、)

「職務ストレッサー」について触れていきます。

 

 

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「時短=給料が下がる」に対するストレスマネジメント(1)

実は、私、現職の人事制度を

よく存じておりませんで・・・

「時短減額」という給与テーブルがあることを

昨日知ったのです!!!

 

って、いばって言えることではない。

というか、

今まで知らなくてすみません・・・ハイ。

 

しかしですね、現職の会社に転職して2年目ですが、

1年目、つまり入社当時は年俸で雇用契約にサインしていて、

その額面が、時短減額分を差し引いた結果だ、

ということは、入社前の年俸交渉の際に

口頭でなんとなく聞きましたが

書面での説明・通知は無く、

年俸制なので1年間給与についてあまり疑問を持つことも無く

過ごしてきたわけです。

 

で、この春から、我が社にも

「ミッショングレード」なる評価制度が

導入されることとなり、

この新人事評価制度の説明と同時に、

「時短減額」について当然のように説明され・・・

 

なんじゃーそりゃーーー!!!!

 

?!?!?!?!!

 

(憤怒)

 

ミッショングレード制度でも、時短は給料が下がるのか。

 

日本の世の中的に、何が一般的なのか

理解がまだ浅くて恐縮ですが、

 

現職会社のミッソングレード制度って、

(もー、ミッションって滑舌よく言えない!)

グレードに応じて求められる業務スキル・レベルと、

行動評価の掛け合わせで

査定を行い、年俸を決める、という制度なので

 

「業務時間=業務量・業務品質」

という概念は全く無いはずなのです。

 

もっと言うと、時短勤務者に同じ業務を担当させると

短時間で、一般的な従業員と同じ業務量をこなすことになり

効率がいいはずなんです。どう考えても。

(ほぼ)絶対に残業もしないし。

 

それなのに、

「会社に居る時間が少ないから、居ない分は減額ね。」

って、、、。

 

どう受け止めたらよいか分からない、

理解に苦しむ新事実。

 

昨晩は、久しぶりに軽く胃痛をもよおしましたよ。(笑)

 

ブラック!?

と思いきや、

 

育児介護休業法によると、

労務を提供していない期間の減給は

合法とのこと。

 

ふむ。

いちおう、真っ当な制度、ということらしい。

 

私の業務遂行状況を少しご説明すると、

時短=簡易な業務をあてがわれる

スキルも職位も上がらない(むしろ、下げられる)

ので、お給料も減る、という

いわゆるマミートラック的な状況では、決してないです。

 

前任者がすでに退職された後、引き継ぎも無いまま現職業務を一任頂き、

さらに入社3ヶ月目からは、病気治療のため退職された方の業務も引き継ぐ形で

業務量が増えたなか、

マーケティングチームの集客目標数を達成に導き

入社1年目の後期には全社MVPも頂きました。

 

前々職のR社では、

ミッショングレード制度のもとお仕事をしていたので、

そのスタンスで現職のお仕事をした結果だと思っています。

 

それでも、

「時短=給料下がる」の図式。

 

ありえんでしょー。

訳分からんでしょーー。

 

子連れ転職、再来だな!

 

・・・的な話は置いておいて。(笑)

 

 

これって、日本の縮図なのかもしれない。

 

どーなんですか?誰か、教えてー。

 

上司には部下への人事評価制度の説明責任があるのか。

 

「時短減額」なる制度の存在を

初めて知ったわたくし。。。

 

制度そのものへの憤りは上記の通りですが

さらに絶望的な気持ちになってしまったのは

正直に言うと、「上司」です。

 

新制度や時短減額について、いろいろ質問していた際に

彼から飛び出した言葉は、

 

「制度の話は人事に言って。」

 

うーん、管理職のミッションには、

会社の方針や制度変更に関するメンバー周知、組織マネジメントって入ってるんじゃないの?

 

この辺は、感情論にもなってしまうところだけど

管理職って、どんな状況でもメンバーをモチベートして組織力向上を目指すものだと思うんですね。

その分、お給料もらってるっしょ!と。

個人的には。

 

その、上司にはですね、

時短のつらさ、働きづらさ、とか、

やっぱ、分からないんだな。

って、改めて痛感してしまった。

 

制度そのものへの遣る方無い憤懣と、

組織運営上、改善の兆しも無い。

言っても伝わらないし、理解しようとのスタンスも無い、ように見える。

 

職場において、

大きなストレスを抱えてしまったわけであります。

 

とはいえ、女性のキャリアを絶賛応援中なわたくしとしては

この実体験も今後の糧になる!

と前向きに捉え、

次回は職務ストレッサー(ストレスの要因)について紐解いてみたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

帰宅後ワーママ、癒しのひと時(2)

ダッシュでお迎え、保育園に駆け込むとき。

 

頭のなかに、何がありますか?

 

残してきた仕事のこと。

職場での人間関係について。

準備が追いついてない晩ご飯のこと。

子どもが寝た後、どのタスクから片付けるか、

段取りのことなど、

癒しとは真逆にあることの方が大半…。

 

保育園で他の子に話しかける

 

気持ちに余裕があるときは、

我が子がどう過ごしているかな〜

帰ったら一緒に何をしようかな〜

と思いを馳せたりもできるんですが・・・

 

ダッシュで定時ギリギリに保育園にかけこむくらいだから

ゆとりなんて無い!状態なわけで。。

 

そんなときのオススメがこれ!

 

「同じ保育園(らしき)子に、話しかける。」

 

一瞬で、「ママ」の自分に戻れます。

 

保育園の近くで、大きなママバッグを抱えた

母子連れは、たいてい同じ保育園。

 

そして、だいたい、

いい子に歩いていない子が、1人はいる!

 

道に座り込んで蟻ん子を見てる。

まっすぐ歩かない。じぐざぐじぐざぐ。。。

ママの手にぶら下がって、まっすぐ立たない。

 

保育園の敷地に入れば、必ずいる、

 

ぼーっと立ち尽くして階段から降りて来ない。

靴を投げ捨て、履くのを極端にいやがる。

廊下を走り回って帰ろうとしない。

ベビーカーに乗るのを嫌がり、大荷物のママを放置して走り出す。

 

ハイ、全部、うちの子ですが(笑)

 

気持ちにゆとりが無いとき、

自分の子にされると、

「時間無いのに!」と思ってしまうことも、

 

周りの子がやってるのを見ると、

「しょうがないなあ〜」

「遊びたいんだね」

「甘えたいんだね」

「分かるよ〜^^」

という気持ちになるから、不思議。

 

そこですかさず、

「ママ待ってるよ〜?」

「お靴が履いて欲しいって言ってるよ〜?」

「元気だねー!」

何でもよいので、声をかけると、

「子どもって可愛いな」って気持ちが自然と湧いて来て。

 

ほわわわわわっと一瞬で癒される!

 

そのワンクッションを置いてから、

我が子と対面すると、

愛しい気持ちが倍増♡

 

時間が足りないなかでも、

ちょっぴり子どものわがままを聞いてあげて、

気持ちに寄り添いつつ、

山積みのタスクを進められるようになる気がします。

 

時間無い!ゆとりゼロ!

の時こそ、ぜひお試しあれ。

 

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帰宅後ワーママ、癒しのひと時(1)

仕事を追えた後、駆け足で帰宅する日が

週に何日ありますか?

 

私は、週5日稼動していますが

3日は、必ずどこかで走っているかも…。

 

「いま走れば1本早い電車に乗れそう。」

 

「乗り継ぎも改札出たあともダッシュしないと、延長保育に突入しちゃう…!(汗)」

 

「少しでも、早くお迎えに行ってあげたい。」

 

繁忙期は、それが毎日続くことも。。。

 

夕方、ご近所さんと立ち話。

 

ダッシュで保育園に駆け込むと、

子どもが笑顔で寄ってきてくれて

癒されるのも束の間。

 

靴を履きたくない。

抱っこ!

寄り道したい!!

 

保育園の荷物と仕事カバンが

ズッシリ肩に食い込むなか、

要望が通らないことにひっくり却って激怒する小悪魔(笑)を

自宅に強制送還(笑)したときの、

ハンパない疲労感といったら!

 

そんななか、ご近所さんに出会えるのはラッキーデー!

 

こんにちは〜。

おかえり〜。

大きくなったねぇ。

かわいい靴下履いてるね。

あんよが上手になったね。

お喋りできるようになったのねー。

うちの孫が小さい頃はね…。

これからご飯?大変だねぇ。

風邪、良くなった?

 

気軽に話しかけてくださって、

ほんの数十秒のご挨拶でも、ほっこりします。

 

夕暮れまでに時間がある、のんびりとした夏の日には

ご年配の方が昔話をしてくださったり。

 

日常生活の何気ないご近所付き合いがある。

 

それだけで、日中の喧騒から意識が解放されるってことに気付いた。

 

時間に追われがちなワーママ生活、

1分1秒でも早く、タスクを進めたいし

ご飯もお風呂も寝かしつけもあるけど、

 

急ぎ足を緩めてお家に帰れると、

子どもと接する気持ちにも、ゆとりが生まれる。

 

ホームタウンに帰って来た安心感も生まれる。

 

そんな風に思うようになったのも、

子どもがいるから。

 

子どもを通して、

ご近所さんともコミュニケーションを取るきっかけを掴めて

地域に溶け込めている気がします。

 

何の目的もない、ただのお喋りが

人間的で安らぐものだってことにも

改めて気付かされたり。

 

子どもも、家族や保育園以外の大人と関わる経験を通して

いろいろ学んでいるみたい。

 

お隣さん、お向かいさん、

ご近所のお花の先生、

通りすがりに必ず声をかけてくださるおばあさまたち、

同じ保育園に通う子どもさんの保護者さんたち、

 

いつも、ありがとう。

 

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